暦のしずく

 沢木耕太郎の新作が思いもよらず早く手に入った。勿論図書館からである。もっと掛かると思ってたが意外に早かったのは少し読んで分かった。小説だった、それも江戸時代の馬場文耕と言う講釈師の話しだ。あはーんだから早かったんだと思うのは私だけではないだろう。彼のルポルタージュは素晴らしいが「小説はなあ!」と言う声をよく聞く。ボクサー小説の「春に散る」だったかな、原作ではなく映画を観たが私もあまり感心しなかった。ところがしかしだ、この本「暦のしずく」は書き出しはその馬場文耕についての説明だが、本文に入ってもその序章の面白さに続き、私の「どうせ途中で止めるな」との思いを反転させた。やはり沢木耕太郎は合うのかもしれないなあ!

1→

コメント

人気の投稿