映画「七人の侍」

 もう4、5回は観てる。まあすることが無いから観てた。ところが何回見ても飽きない、そして新しいことを知る、気付く。
 浪人を雇って貧乏村を守るてはなしだが、この映画の中に人間のあらゆる感情、心理のあや、損得、正義、愛情、などが表現されているから面白いのだろう。志村喬演ずる島田勘兵衛、三船敏郎の菊千代の言葉には人間の本音と建前が入り混じる、また人の感情は綺麗なまな板ではない、ざらざらして凸凹がある、てことも教えてくれる。いわば表現の裏にはリアリズムがあるのだ、誰もが頷く現実がある、だから面白いのだろう。今回初めて気が付いたが、時代は天正てことだから戦国時代の末期だね。
良いものを見たので、しんどいがまた歳を超えられるようだ。

孫娘二人はソウルのヨンマル(年末)を楽しんでるみたいです。若いてのはいいですなあ!


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