南無阿弥陀
今の花札大統領は1937〜40年イギリス首相のチェンバレンを思わせる。彼は実業家で保守党の政治家である。
カズオ・イシグロの「日の残り」にも出てくるが、当時チェンバレンはナチスやファシスト党との宥和政策をとった。これは一つには共産主義ソビエトの牽制もあったが、「まあヒットラーはそこまではやらないだろう」との見当もあった。結果ナチスに強大な軍事力を持たせる猶予を与えた。花札はチェンバレン、ナチスはプーチンと見れば「歴史は繰り返す」となろう。
「日の残り」は執事と女中頭の淡い恋物語でもあるが、その執事は宥和政策の支持者でもあった。3.3.
コメント
コメントを投稿