埼玉陥没事故

 陥没事故は下水管の腐食から穴が開き、そしてあのような大事故になったとのこと。生活用水、トイレ用水など生活により不用となった水のながれる下水管、かって台所の水は側溝を流れ、トイレは溜まり便所で汲み取りをやっていた。昭和30〜40年にわたり下水工事が施されて行ったと思う。清潔で便利な世の中になったがこのような事故が起きると我々は文明の落とし穴を感じる。便利さの裏には陥穽がある事を改めて思い知らされた。おそらく運転手の生存は難しいだろうが、それは確認するまでは認めたくない、てことだろう。文明は便利が増える分だけこの星に腐食を進めているのかもしれない。ところが哀しいことに一度享受した文明の有り難みは二度と捨てられないのだ。


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