若い頃の話は 273
若い頃、と言っても30代だけど、はまわりの社長や飲み屋のオーナーや自動車ディーラー、土建屋や不動産屋の経営者などがとても偉くて大きく見えて、どこか手の届かない存在みたいだった。彼らとそんなに歳も違わないのに。
やがて、そうだな、50代になると彼らも普通てか、まああまり大差ないな、と思えるようになって、60代にもなると、彼らも含めて色んな先生、医師、弁護士、税理士、政治家、なども、まああまり変わらないなと見えてくる、こう書くと尊大だ、とか何を偉そうに、とか言われそうだけど、それが世の中が見えてくると言うか分かってくる、てことなんだと思う。それを10.や20で分かる奴もいる訳で、そんな奴が大儲けしたり大失敗したりする、僕と同じような人は、結論的には無難な人生を送るようになるんだ、と最近分かってきたよ。
「何を偉そうに!」と言われたら「しかしそうなんだから仕方ないよ」と返事するしかないね。
4.4.036
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