歴史の終わり 283

 Fフクヤマ(日系3世)の「歴史の終わり」は1989年のベルリンの壁崩壊をもって自由なる民主主義の圧倒的勝利であり、専制国家、独裁国家の終焉を説いたが現実はそうはならなかった。今だにパーチンは健在であり中国は専制国家ながらも人民は「お上」に逆らわないならある程度の「自由」があることは見ての通りだ。この誤謬は何故生まれたか、それは彼が「ひと」「人間」の持つ欲望、ジェラシー、支配欲への思慮が足りなかった、と考える。体制や主義といった外観的なものでなく、人の持つその属性への配慮が足りなかったのではないか、と私は思う。

 人間ほど厄介なものはない、それは某県知事、某咆哮する政治家?を見ても分かるではないか、と。我々は民主主義を絶対的正義と思ってきた、これが過ちの始まりだ、今のアメリカやイスラエルを見ると明らかだ、いわんや日本をや、である。

写真は関係ありません、私の好きな女優さん、またMIに出ています。予告編で見ました。だけどエラ張ってるなあ!


4.7.1247

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