フロイト、ユング論 結び
まあ私の結論は簡単なモノであった。かじり程度だがユングにしてもフロイトにしても、一つの医学的な解決として夢判断をしている、非常に深刻な悲しみや事柄に遭遇したあとの夢の持つ病理性について研究している、ところが私には今の所そのような激烈な体験はない、敢えて謗りを覚悟でいうと平和で娯楽的な日々である。だから夢も罪のないものが多い「旅館で中居と戯れた」「遊びに行って友人が僕だけ残して帰って行った」「古い知人に会ったが彼は一言も話さない」などなど。つまりわたしの判断するところ、私の悪夢は所詮大したことはない日常的な生活から脱皮、飛躍しない夢の悪夢である。だから、心配はないと思う。うなされてベッドから落ちたが骨折もなし、打ち身もなし、だから今夜からは悪夢を楽しむことにしよう!こんなところだ、夢は。
だから、フロイトもユングも卒業だ。
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