[あなたの子供が欲しかった」

映画「男と女モントーク岬で」 レベッカにそう言われてマックスはうれしかったのだろうか？いや、男はそういわれてうれしいのか？ ドイツの老作家マックスは新作のプロモーションにニュウヨークに来る。NYには事実上の妻クララが居る。かっての恩人から16年前に別かれたレベッカの消息を知る。ドイツからNYに来たレベッカはNYでイエール大学を出て、今は弁護士になっている。 レベッカに会いに行く、そして二人のかっての想い出の場所「モントーク岬」に行く。NYから１３０Kmらしい。 　レベッカは彼を深く愛していた。マックスは彼女を放り出してイタリアやヨーロッパを旅する、別れてすぐに女と知り合い子供が出来ている。16歳だ。 　まず、そんな別れ方ををした女に会いに行く、なんてするだろうか？ レベッカは連絡なしに捨てて行った男を思い出の地に誘うだろうか？ そして、女は別れるとき「あなたの子供が欲しかった」というのだろうか？ 男には分からない女の気持ち、女には分からない男の生理、そんなところだろうか？ レベッカ役のニーナ・ホスは「東ベルリンから来た女」で女教師役をしていて、男にたびたび会いに行く女の役だったはずだ。 ニーナホスはドイツ人、まさしくドイツ人に見える女優だなあ！！