アメリカ。

 バイデンが勝ったようだ。かろうじてアメリカが二流国にとどまる可能性を残した。バイデンがいいとかじゃなくて、やはりトランプではダメだ。まだバイデンの方が、とは思う。初の女性バイスプレジデント、というのも良い。初めてやる、と言うのはいつも困難を伴う。今回の女性初めての副大統領と言うのも、この困難を伴った要因かも知れない。兎に角、アメリカが立ち直ることを祈る。

　今回の成果の一つは「アメリカの選挙制度」が広く世界に広められた事だろう。もう一つの大国は「大統領の終身、訴追されない」と言う聞いたこともない法律を作る国だ。

　歴史にifはない、事実の積み重ねである。しかし、事実を曲げてはならない、必ずいつか真実は明らかになる。ただ幸か不幸かその頃人々はまたあらたな事実の前に、その古い真実にはもう感心がない。新聞の片隅に載るだけなのだ。