久しぶりに、

 三左衛門堀を歩く。桜の葉は半分以上散り、銀杏の葉はまだ残りが多い。すぐ横を足の長い若い女性が走り抜けていく「お先に」とは言わないが。髪の匂いが辛うじて、前をよぎる。

 三年前なら、5,000歩あたりから、ウォーキングハイが来た。走りたくなる高揚が来たはずだ。今は5000歩あたりになると帰りたくなる、この凋落この退廃はどこからか、と。さて帰りにランニングガールに会わないかな、と反対の堀端に移ろう!


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