ＰＴＧ

 この言葉を知っているかな？心的外傷後成長、と言うらしい。癌などを知った後にどう変わるか、てことかな？　いや、私も知らなかった言葉。癌を告知されると自殺する人がいるのは事実だ。勿論癌の部位とか転移度とかステージの段階にもよるが、癌は現代では不治の病とされている。告知されると残りの人生とか家族、友人、財産などに思慮することになる。「これからは人の役に立とう」「これからは優しくなろう」「これからは好きなことをやろう」とか人は考える。自殺する人は恐らく若い人だろう？つまり人生の先にある死を見つめられないのだろう。片方で人はいずれ死ぬことを皆知っている、不死の薬は無い。つまり人は老いて家族に見守られて安楽な死を迎える、迎えられると思って生きているのだろう、それがある日煉獄の苦しみ痛みに見舞われることに心が耐えられなくなると言うことだろうね。私も最近親しい友人を二人続いて亡くしたので、いよいよ他界と言うことを考えるのが多くなった。私も昨年癌が見つかった。しかし、なるようにしかならないと思っている、まあたんなる鈍感なんだと思うが、もう直ぐ一年になる。間際になってあなたの袖を掴んで「まだ死にたくないィー」と絶叫しても許してくれたまえ、元々節操のない男だったからね。今のところ、たいした不自由はない、まあちょこちょこあるにはあるけどね。　　　BS放送から感じた話。

さて、これはどこ？たまたま出て来た写真。直ぐ答えられる人はなかなかのものだね。ＰＴＧ.post traumatic growth