西洋の敗北 Ⅱ
トッドは言う。ロシアに経済的制裁を、これに同意したのは世界の12%の人口だ、と。西洋はこの国日本も含めて、西洋型自由民主主義が絶対的に正しいとの盲信があるようだ、とも。しかしながら、あのリーマンショックはアメリカの金儲け主義への反撃であったし、何よりも奴隷主義、植民地主義に1番恩恵を受けたのは西洋であり、被害者はアジア・アフリカの人民だった。リーマンショックのせいで出来たのがBRICSであり、世界恐慌への墜落を救ったのは一部レッドチャイナであったと。
私はロシアの侵略は悪ではあるが、世界が必ずしもロシアに敵対しないのには西洋の価値観への反発があるのはよく分かる。と言うよりも私達はいつの間にか"西洋型自由民主主義"のなかに浸かり切ったお陰で世界的事象に対して、それ(西洋型自由民主主義)への批判を忘れてしまったのかも知れないのだと、思うようになった。今日の日本の国政、地方の選挙を見ても西洋型自由民主主義は間違いなく分水類に来てるのだろう。ついでにちょっと卑近だがどこかの温泉都市市長やこの近くにいる県知事を見ても、よく分かるでしょう、に!最後は格調下がったね。
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