エマニュエル・トッド「西洋の敗北」
トッド氏は「西洋の敗北」の中で2022年2月に始まったウクライナ戦争はロシアの勝利に終わるだろうと書いている。この本が書かれたのは2023〜2024である。彼は2014年のミンスク合意はロシアにとって戦争への準備であり、武器や経済制裁への対応への時間としては充分であった、と。そしてアメリカの武器製造能力、アナリストの杜撰さをあげている。ロシアは第二次大戦の反省から大量消費の人民戦争ではなく少しずつの侵略を確実にやる、と言う戦略だ、としている。長い本なので"序論"と"後書き"を読んだ所でこんな印象だ、これから中身を読む。予約が詰まっているから2週間で読めない時のために。
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