奄美未練情  Ⅺ


 「それは僕が一人旅を不思議がってる、て見えたてことですか?」とやっと口を開いた。
「あの油井岳で誘っていただいた、のはそのせいだと思いました、そして私は話をしたかったのだと思います」と今度は淡々と話した。
「いや、今夜の一人飯で誰かいないか、と思ったら貴方しか居なかったからです。お綺麗だったから。
やはりそうか一人旅が不思議だったのか?」酒のせいかしゃーしゃーと、言葉は出てきた。
「いや本当に嬉しかったです。今夜どうしようか、と思っていましたから」とビールを飲んだ。
店はカウンターに1組の客が増えて小上がりの一つが盛り上がっていたから少しは騒がしくなっていた、そのためこちらの雰囲気が目立たなくなっていた。コースは最後の鳥飯になっていた。
「これからどうするのですか?」と聞いたら彼女は
「これから?」とは今晩のことか将来のことか、と考えた様だ
「いや将来のことですよ」と私
「実は」と第二のナラティブが始まった。


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