三輪 休雪(Eテレ)

三輪休雪は萩焼13代の三輪休雪。
土塊を投げ捨て、叩き、抑え、固める。
削ぎ、刀で削り、小刀でまた斫る、重さ20KG
の土塊。釉薬をつけ、流れ、とどめ、そして焼く。
26時間焼き、5日間冷ます。
 それだけの労力と神経と精神の奔流を浴びせ
注ぎこみ、一つの器が出来る。休雪白という白い
器が出来る。
 いわばエネルギー(形而下、形而上)の注入の
結果である。それだけのことをしなければ、人を感動
させられない。つまり芸術とは労力の賜物である。
 簡単に人を感動させるものは作れない。
またまた目から鱗が一つ二つ崩落していく。

12代休雪の言葉
「伝統、秘伝なんてものは無い、あるとすればやる気」
だと。

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