映画「バーニング」韓国映画WOWOW

ジョンス(小説家志望、フリーター)とヘミ(フリーター)は幼馴染。
偶然再会する。ヘミはアフリカに旅行するから猫のボイルに餌やりをしてくれと頼む。
ヘミはケニヤでベン(高級住宅街に住む何を生業にしているかわからない青年)と仲良くなって
還ってくる。ベンはポルシェに乗り、毎日のようにセレブな友人たちと遊びまわっている。
ジョンスの父は傷害で拘留、裁判中である。
ヘミは南山タワーの見えるワンルームに住んでいる。
主のいない田舎(北朝鮮国境近く)に一時帰郷しているジョンスは、汚いトラックで
漢南区のベンやヘミのもとに通う。
田舎のシーンで実家に多数のナイフ(狩猟ナイフ)があるのが分かる。この映画にいつかは
出てくるのだ、と分かる。
ベンの瀟洒なマンションのトイレに女物のアクセサリーや化粧道具が何気なく置いてある。
映画はいずれ来るだろう悲劇を予感させながら、単調に進む。
性格俳優という言葉がある「佐分利信」など、演技がうまいのか下手なのか分からない、
がなぜか存在感があると。
この映画「性格映画」と呼べるかもしれない。ヘミはどうなったのか?
何故、ビニールハウスを「バーニング」させるのか?
南山タワーの北が「漢江(ハンガン)」だったかな?
ヘミという名前で「恵美」さんを想いだした。呉恵美と書いて「オーヘンミ」と読んだ。
ちなみにこの映画はカンヌ映画祭で賞をもらっている。
欧州人は趣味が違うね。

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