「1億円のさようなら」


 白石一文の小説
男と女のことは女はの方が度胸があるね、と言わんばかりの小説だ。奥さんに48億の資産があることが分かった主人公は「別れる」決心をする。70万円の家の修理代や母親の個室病室の料金を渋っていたのに、何故奥さんは言ってくれなかったのか?と奥さんを責める。それぞれに、それぞれの理由があり、問題があり、譲れない責任がある、て話しかな?
 もし、奥さんにそれだけの資産があると、偶然分かったら、そりゃ怒るよね。少し話が出来過ぎじゃないか、それとやたら人が沢山出てきて関係がよく分からない、小説でしたね。それでもハードカバーの541ページを6〜7時間で読んじゃったかな。

(私のテープ露見の小説も"出来過ぎ"とか言われたなあ)

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