小説「マネーロンダリング」4→


 橘玲 著。
 香港が舞台と聞いて読み始める。2001年頃の香港が舞台。30代40代で一度ずつ行ったが、このあとは60代で何回か行った。懐かしい時代の香港。
「未必のマクベス」からオクトパスがソニーの主導というのが分かったが、その他、香港島の事など知らないことばかりで、島のほうでは「ジャンボ」と「ボルボ」くらいしか思い出がない。「ボルボ」と言うナイトクラブに行ったのは40代、その時のホテルがどうしても思い出せない。九龍サイドには違いないがホテルの名前が出てこない。
 愛してたが離れることになった女のように、香港よもう一度!香港島にもう一度!と思うがもう行くこともない。紗のかかった思い出のあるシーンを眼の奥のスクリーンに飾っておくしかない。

啓徳空港は1998年閉港だから、30.40代まではここだったなあ!
ハードカバー416ページ、4時間で読んだかな、、、

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