パリ8日間の    nt

 「開高健のパリ」を読んでいると、セーヌ川の遊覧船をバトゥ・ムーシュ(蝿舟)と言う、とかノートルダム寺院の広場の真ん中に真鍮の円板が嵌め込めてあるとか、広場の西側にすぐにあのカルチェラタンがあるとか、知らないうちに8日間が過ぎて行ったことがわかる。ボンヌフ橋やサンミシェル橋がどの橋かはわからないが、シテ島まわりの橋はほとんど渡ったはずである。リュクサンブール公園も横切ってロダン美術館に行ったし、開高健のように焼き栗を買ってキャフェで白ワインを飲むなど、おしゃれなことは出来なかったが、ルーブルとピカソ美術館、オランジェリー、オルセーなど美術館巡りの毎日で、自慢できるのは「クリュニー美術館」を訪れたことだろう。古い城館の地下だった。これだ! 

偶然通りかかって入った。



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