開高健の言葉 

 "河は眠らない"の中から
私が大切していた文章がみつかりました。

「風倒木が倒れっぱなしになっている。これがムダのように見えていて、実に貴重な資源なんであって、風倒木が倒れっぱなしになっていると、そこに苔が生える、微生物が繁殖する、バクテリアが繁殖する、土を豊かにする、小虫がやってくる、その小虫を捕まえるためにネズミなんかがやってくる、そのネズミを食べるためにまたワシやなんかな鳥もやってくる、森にお湿りを与える、乾かない、そのことが河を豊かにする、ともう全てが繋がりあっている。だから風倒木のことを、森を看護しているんだ、看護婦の役割をしているんだというので「ナースログ」というんですけれども、自然に無駄なものは何もないという一つの例なんです。」

こうして「ログの会」の誕生となったのではありますが、、、

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