常々家人に言ってるが、

 その昔から、つまり全く健康な時から、つまり重篤な病いが見つかる前からて意味ですが、もし私が死んだら、まあ急死として、一週間は誰にも連絡しないで、二週間ほどしたら近しい友人に連絡して、自宅に招いてささやかな宴を開いてほしい、と家人に伝えていた。昔はまああまり反対はしなかったが、最近は「そんな事しない、連絡もしない」と言っている。何故かな、と考えて、おそらく最近、昔の恩人とか友人が亡くなったから、それが現実味を帯びてきたから、と思ったがどうやら違うようだ、つまり自分がいつまでも若いと思っているように家人も若いはずだと思っていたが、彼女も少しくたびれて来て、家事や買い物にも少ししんどいようで、そんな客人を招くのがしんどいのだと思う今日この頃である。

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