ロッキード疑獄
と言う本が春名幹男により出版された。何故今更「ロッキード」?とは著者が記者クラブの会見で1時間以上にわたり説明している。600ページ近いハードカバーだ、全ては読めないから端折って読んだ。ピーナッツ、コーチャン、田中角栄と当時毎日のように新聞誌上を飾った。児玉よしお、小佐野賢治など暗躍したフィクサー、政商は記憶にあるとおもう。田中角栄だけが悪者にされた、のはアメリカの意向、つまり彼はアメリカ側に嫌われていた、とか、問題は巨悪は一般には知らない世界で蠢いているてことだね。現在、政治資金の悪巧みがかなり明らかになっているのはマスコミや社会の情報ニーズが進んでいるせいかも知れない。ロッキード事件はすでに半世紀近く前のこと、いま社会がデジタル化したことの証左かも知れないね。しかし、これだけのことを緻密に資料を調べ上げて書いた著者には敬服いたします。
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