女懿伝も

　　　(再放送です、6年前が最初でした)
 もうすぐ終わりです。清朝第六代皇帝乾隆帝の2番目の皇后が主人公の女懿も不幸な最後となります。　乾隆帝には30人以上の貴妃や妃、要するに妾がおり、子供は20人を越えます。勿論後継者を確保するためですが、その皇太子の母親になる為に陰謀、策謀、虚言、妄言が宮中を跋扈します。かって北宋では皇太子の母親は死を命じられます、それはその後の母親の権勢の思慮下のことです。この制度は残酷ですが、このドラマを観ていればよくわかります。

　ほんとによく出来たシナリオだと思います。事実ばかりでなく脚色もあるでしょうが、中国王朝の作品では秀逸です。尚

乾隆帝は賢帝でしたが、子供の嘉慶帝は父親の院政の為に殆ど皇帝らしいことは出来なかったそうです。

駿馬も老いれば駄馬になるの謂ですなあ！