映画の愉しみは


歴史の暗部、細部、恥部を知ることも愉しみの一つだ。まあ映画になると、もう暗部ではないが。
コリーニ事件、ジョーンの秘密、等々。

映画「プラド美術館」は神聖ローマ帝国のカルロス五世からフェリペ2世の話へ、ティッツアーノそして
カラバッジョまで、早足だが理解よりも、当時のベネツィア、スペイン王国、イタリアの芸術の転換と言うのか、面白い。
宮廷画家たちは皇帝や皇后に庇護されて、いわば名作を描いた。やがて、そう言うのに、言わば反抗した"印象派"が生まれた訳だ。
案内役のJアイアンズの英語がなまじ分かったから、字幕との加減に手を焼いたなあ。

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