コリーニ事件、原作編

誰かが書いてた様に、ほんとに長編だが、半日で読めた。やはり、映画の方が断然面白い。仕方ない、文字と映像の差だろう。原作者も脚本の方が面白いと言ったそうだ。

映画だと、人物特徴が目に浮かぶ、小説、特にこの小説には人物描写が少ない。

ナチス戦犯が戦後復権した事実は多くあるらしい、そして日本でもあるように、戦争、戦後に蓋をしたい人はドイツにも多くいるはずだ。
コリーニを演じたフランコ・ネロ、マカロニウェスタンのヒーローが裏寂れた犯罪者になっているように
ナチスの犯罪を印画紙の様に白黒を変えてしまってはならないだろう。

開高健は「アイヒマンを死刑にするな」と書いた。
この戦争犯罪者を生き延びさせて、歴史の史跡として永遠に展示しなければならない、と。
(Facebookを削除しようとしたが、うまく行かない。しかし、色々いじった為にFacebookは開けなくなってしまった。まあそれはそれで良し、だな)

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