五段階    

  社会福祉の世界に入ったら早々に学ぶのが「マズローの5段階欲求」だ。生理的欲求から社会的、自己実現欲求まで、人間が生きて行く上での欲求の上昇過程と言ってよい。一言で言うと「衣食足りて礼節を知る」かな(少し違うかな?)。老人の存在価値を知らしめよ、かな?何、違う? まあいい次に進もう!
 キューブラー・ロスの死の五段階と言うのもある。最近、テレビドラマで知った。人が死に臨む時、否定、怒り、取引き、抑鬱、受容、と5段階あると言う。(私は画一的で"少し違うだろう"と思うが)
 人間にとって死というのは避けられないことは誰もが知っている。ただそれを意識するのは平均的寿命を生きる人は生まれてかなり時間が先のことである。
 長く生きれば、多くの苦労をすることになる。勿論多くの楽しみも味わえるが、、、、
 瀬戸内寂聴の言うように多くの地獄を見たくなければ早く死ぬ方が良い。それが自死である。
 釈迦は貧民の料理に"あたって"亡くなったらしいが、最後に弟子に「その貧民を責めるな」と言って入滅したそうだ。人は悟りを求めるために生きている訳ではないが、最後は誰も恨むことのないようになりたいものだ。なるはずないか!

汝の隣人を愛せ
汝の古き友人を愛せ
と思う今日この頃である。



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