作家群と私   (u)

 白石一文をまた借りた。「プラスチックの祈り」だ。640ページ余りのハードカバーだ。私はその作家が気にいると結構読み進む。吉行淳之介、森遥子、開高健、チャンドラー、などなど、若い時の読書歴は私の精神形成、人生観にかなり影響を与えていると思う。
 幸田真音、原田マハなどは歳をとってからだから、まあある程度計算して読んでいるのだろう。今の若い作家は殆ど読まないが、この白石一文など、久しぶりに少しハマった作家だろう。 何にしてもこれから何冊か読もうと言う作家が出来たのはいいことだ。いい女に出会う、いい作家を見つける、心地よいバーに巡り合う、生きていることの良い部分だね。

コメント

人気の投稿