つまらない事で

 ほんのつまらない事で、家人に腹を立てた。まあ家人に腹を立てたと言いながらも自分に腹を立てたのかも知れない。私にはそういうところがある、むかしからある。論理的には分析できるし、まあ大したことはないが、なかなかそれを許せないと言うか、自分を納得させられない、自己制御できなくなる、と。子供が「駄々をこねる」みたいなものだが、これが厄介だ。子供がスーパーなどで床にころんで泣きじゃくる、何を言ってもダメ、みたいなものだ。　

　これはなかなか収まらない。ウイスキーのロックを飲み、チーズを食べて「不貞寝」するしかない。若い時はよくあった。それは他の理由があったわけだが、清廉君子である私には恥ずかしい。

さあもう寝よう。あしたは忘れている、はずだ。もう一杯飲んで寝よう！