「翔ぶが如く」
を読んでいる。
何故今?それは西郷隆盛が奄美大島にいた、と彼の住んだ村をガイドが教えてくれたから。そしてまだ一巻だが、この小説は長い。西郷は征韓論を主張し大久保利通らと、結局戦争するのだが、一つ面白いことがある。尊王攘夷を旗印にしていた倒幕派は明治維新後、開国推進富国強兵として何人もが欧米に視察にいく、そして朝鮮にも開国を迫る。そして「自分勝手」だと相手にしない朝鮮を攻めると桐野利秋らが強弁する。ここで司馬遼太郎は「もし朝鮮が開国し富国強兵を図っていたならばのちの朝鮮の不幸はなかったかもしれない」と書いている。
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