暗証番号 ②

 友人の知人は足が悪く、もはや自力では歩けない、自転車では移動出来るらしい。その細君はよく出来た女性で亭主の小悪には目をつむり、ぼやきは適当にスルーすることが出来るらしい、だから半世紀にわたる夫婦仲が維持できたとのこと。
 その細君の故郷(山陰)に行った時「あーあ宝くじでもあたらねーか」と嘆息したら、義兄が「人生2度も当たらねーべ」と言ったそうだ。すでにその細君で一度当たりだ、と言う意味らしい。言う義兄も義兄だが「そうかも知れないなあ」とは友人の弁。
 友人は我輩にも「当てはまるなあ」と嘯きやがったね。
我が君と
思いもせずに
この長さ
小悪小悪の
君ならばこそ

小野の太町

赤い朝顔初めて咲いた。〜青上げて白上げて青上げないで赤上げた〜


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