読了。殆ど、いや全く覚えていなかったね。これは司祭ロドリゴからの視点の小説であった。踏み絵で転向さしていく、せざるを得ない宣教師の苦難懊悩が、「神は何故沈黙するのか」と疑問を呈していく、領主の弾圧、拷問、刑死のなかで、転向することでしか信者を守れない、その矛盾の答えは出ない。
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