お城周り  その2

 老夫婦を見送って、大手門の方へ移動、南下の信号待ち、東からまた車椅子、私は歩道を半分程塞ぐ形で待っていた。堀前の広場に接する段差の少ない歩道車椅子が近づく。まあ当然だが私は車道の方に自転車を動かした。近づくと老母とその妹か娘、どちらも60は越している。すれ違いざまに二人から「ありがとう」と声が掛かった。普通のこと、当たり前のこと、礼を言われるほどじゃない。なぜか、少し恥ずかしい気がした。

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