身体髪膚これ父母に受く


 肉体的に基礎疾患はない(自他ともに認める)精神的にも疾患はない(自は諾だが他はわからない)。     ハメマ、歯は母親譲りの自歯である、目も近眼老眼以外は問題なし、マは退潮著しいがまあ「歳相応」である。耳がほんとに悪くなった。声が響いて聞こえるのは「水」が溜まるせい、とは耳鼻科の医師の弁。まあ一つくらいは仕方ないと思っているが、この耳のせいか、急に立ち上がるときにフラッとする、私見だが、三半規管のせいではないか、と思う。歳をとることは理解出来るが、年齢と共に起こる肉体的後退を認めるのがなかなか難しい。抵抗から認識へ、やがて諦観へと思いは移る。自己否定期から肯定的理解にシフトせねばならない。いまはその移行期であろうか?やがて物言わぬ好好爺となろうか?少年から青年への移行期の様に、老人から廃人への移行を自らに納得させる理論の構築をしなくてはならない。ただ漫然と「老い」に任せてはならない。「老い」もあなたや君や僕の責任なんだから。


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