恋をする

 恋をする。人を愛する。出会う、どこか気が合い、やがて好きになる。それは一つの資質である、ある意味才能と言ってもよい。なぜなら、そうならない人は多くいるから、そしてその灯った火を維持するには努力がいる。また薪を加えなければ、火は小さくなりやがて消えていく。だから、あらたな情熱が要る。それは嫉妬であったり、相手のあらたな未知の部分に気付いたりであったり、改めて知る相手の才能であったりする。恋愛感情と親愛感情は少し違うが所々は重なるかもしれない。親愛感情では離れて行く部分が恋愛感情では愛情が深まることもある。また逆もありうる。厄介だが、厄介だから、虜になると言える。どちらにしても恋を測る機械はない、ただ、みずからの欲望、みずからのこころに従うだけである。


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