映画「影裏」

 2020年公開を WOWOWで。

芥川賞受賞作品の映画化、盛岡が舞台、時期はあの大震災あたりのこと。独身の今野(綾野剛)は埼玉本社からの転勤、日浅(松田龍平)はその支店の配送係り、二人は同い年。酒を飲んだり釣りをしたり仲良くなる。しかし、日浅は突然会社を辞めて今野の前から居なくなる。再会した時、日浅は「互助会入会」と言う少し怪しい訪問営業をしていた。震災が起きたころにまた失踪する。
 日浅の裏側を知らない今野は家族に会い、いろんな人から彼の裏と言うか、影を知ることになる。

 今野はゲイで、あるシーンからそれが分かるが、初めの方のシーンで今野の下着シーンが何回か出てくるから彼がゲイだとわかる、と解説者は書いている。 
 私は、ゲイでもホモでも構わないよ、気にしないよ、といつも言っているが、やはり嫌いなものは嫌いと立ち位置をはっきりしないからこの映画のよさが分からないのかなあ、と思ったりする。政治的、社会的、性的な自分の姿勢と言うか、信条ははっきりと言明したほうがいいのかな?
と思った映画だった。

分からないことは分からなくていい、とも思うが。

 だから私は
左翼で無神論で、嫌いな芸人の出てるテレビはすぐチャンネル変える、性向的には生まれてこの方、ずっとレギュラーだ。
これでどうや!今更だけど、、、

コメント

人気の投稿