映画「プライベートウオー」'

 僕たちは
目に見えるものも
信じないのか
目に見えないものは
もっと
信じないのか

シリア
イラク
スリランカ

彼女の知らない
ユーゴ
ボスニア
ポルポト
ナチス

全ての悲劇
もっとましな言葉はないのか

惨劇、惨状、殺戮、斬殺
言葉は意味がない

画像、実写、映像、
しかし
それも媒体がある

そうか
君は
目の前の血
目の前の血溜しか
信じないのか

それも

だめか

(主人公のメリー・カルビンは2012年シリア、ホムスで死亡。「戦場記事はそれを読んだ誰かが何かを感じてくれること」と。彼女は隻眼である。原題プライベートウォーとは"彼女自身の戦争"と言う意味だろう。
 少なくとも、此処に一人は涙する程感じた人がいる)



コメント

人気の投稿