例えばこう始まるのは、、

 (物語を始めるのに、、)

甚一が時々散歩の帰りに、駅南を歩く。大きな通りだ。この街のビジネス街と言ってもいい。ある損保のビルにいつも前橋ナンバーのSUVが一台停まっている。前橋には行ったことがないからどんな街かは想像すべくもないが、この車の持ち主はどんな男なのか、単身赴任でこの会社に来たのか、しかし、表の、普通なら来客専用の駐車場にいつも停まっているのは不思議だ。
まさか毎日のように来ている客て言うのもおかしい。
さてどんな理由でこの車が停まっているのか、色々考えているうちに、自宅へ曲がる信号を越えてしまった、、、と。


やがて、この車の持ち主との交流が始まり、思わぬトラブルに巻き込まれる、彼の財産問題、離婚問題に知らず知らずに入り込む、てのはどうかな?


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