「マネーショート」u


 数年まえ、香港行きの飛行機で「マネーショート」を観た。CDO.MBS.CDS.などなど、証券用語が分からない。しかし、「Nobu」と言う名前の高級日本料理店があることは分かった。ビクトリアハーバーのインターコンチネンタルホテルの1Fにある、そのNobuには"奢り"で行った。安いコースで25000円、日本酒の4合瓶が4万円には驚いた。二度と行けないだろう。

 最近「マネーショート」を二回観た。少し分かって来た。いろんな債券を証券化して売る、その中のサブプライムローンのデフォルトを予測してCDO(債務担保証券)の空売り(ショート)して大儲けする奴らの話だ。マークトウェインの"厄介なのは知らないことじゃない、知らないのに知っていると思い込むこと"で始まり、
村上春樹の「1Q84」で"誰もが心の奥底では世の終末の到来を待ち受けているものだ"の言葉で終りに向かう。
2008年のリーマンショックの映画だが、
ただ映画はその儲けた彼らを褒め称えた映画ではない。原題はThe Big Short つまり大きな空売り、かな?
(注:CDO.CDSは間違えたかも?)
2016.アメリカ映画、監督アダム・マッケイ。

今、証券用語の勉強を始めた。
私も世の終末を待ち受けているかも知れない。


インターコンチネンタルはこの右手にある。






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