「人種と歴史」1970年刊


   レビィ・ストロース著の薄いハードカバーの本がある「人種と歴史」みすず書房1970年刊である。
 時々、催眠用に読む、なかなか難しい。今回もそう言うことで読んでいたら、あるページから納品書が落ちた。この本と「緑色革命」の2冊の大学生協の納品書だ。昭和46年9月16日とある。「緑色革命」は1971年のベストセラー、いつかな本棚にあったことを覚えている。ちょうど半世紀前のことになる。懐かしい、と言うか、不思議というか、なぜなら「人種と歴史」は何回もページを開いた事があるのに、はじめて出てきた、見つけた納品書、と言うことだ。 ストロースは「たとえ未開のアマゾンの奥地の人種でも現代文明と同じ文明を共有している」と書いた学者で、その学説をよく利用したから、好きな学者だった。しかし、最近の「イゾラド」などのドキュメンタリーを見ていると、本当に同じ文明を共有しているのだろうか、と思うが。

(写真はこの稿に関係ありません、いつもの事ですが)
ついでに、これは博多のアメリカズカップです、2018年かな。

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