無戸籍   


小説「ある男」平野啓一郎著  から。
離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子と認定される、酷いDVなどで離婚後、新しい男とすぐに子供が出来た場合、出生届を出さない、、、、、

と言うことがあるらしい、その子が大災害などで亡くなった場合は存在しない、しなかったことになる。私には戸籍のない事のほうが不利益が大きいとしか思えないが、そうまでしても無戸籍になっている人がいるそうだ。
 この小説の主人公は弁護士だから「死刑制度」のことも出てくる。私は個人的には「死刑反対」だが、その被害者の遺族に対して、死刑反対の論理をきちんと説明出来る自信は私にはない。

この小説は「映画化」されるらしい。平野が深夜のDJで話していたそうだ。


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