城周遊五連句 ...

 老いてゆく友人達に捧げる


ガラス戸に
出た腹映る
秋の朝

歩き来る
腹胸同じの
おかあさん(おねえさん)

よろよろと
くたびれ爺さん
同級生

ぼちぼちと
葉っぱも蜻蛉も
赤くなり

高き空
見上げる首に
激痛が

近代俳句の父
政華死期





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