映画「デンジャークロス」

 南ベトナム「ロングタン」での豪州軍の激闘を描いた2019年の映画。
1960年から10年間争われたベトナム戦争は、当時の米、マクナマラ国防長官の「ドミノ理論」が始まりである。南ベトナムが赤化すれば東南アジア全体が共産主義になる、ドミノ倒しになるという馬鹿げた理論だ。当時、中国は文化大革命前の三流国であり、この理論は全くの空論だった。両軍民間人合わせて800万人近くがこの戦争で亡くなっている。アメリカ、韓国が参戦したが、意外と知られてないのは豪州、ニュージランド、台湾、スペイン、フィリピン、タイの参戦である。これらの国にはこれらの国の「ロングタンストーリー」があるに違いない。(1966年8月、豪・ニュー108名対南ベトナム民族解放戦線2000名の戦いの場がロングタン)

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