後期高齢者達の群れ


 この歳になると、あちこち痛いところや不都合な箇所が現れて、少しまたは大きく不便な日常を送る必要に迫られる。耳が悪い、老眼、脊椎管狭窄症、心臓腎臓の持病、歩行が少し不自由になってきたなど、しかし、その分豊かに寛容になってきた部位もある、と思いたい。思い遣りや優しさや気遣いなどがそれと言いたい。他人からはどう見えているか分からないが、少なくとも自分ではずいぶん優しくなったと思うし、他人を慮る部分が増えたと思っている。かつて流行語になった「ゼロサム社会」の個人版である、か!
 巷間狭量になったとの意見もあるが、放っておくべし。

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