悲しみの限界は、、 2〜


 かって開高健が「言葉は形容詞から腐る」と言った。綺麗、美味しい、悲しい、ではだめだ、と。
 吉本隆明は「ほんとの悲しみというのは言葉で表せない」姉の死に際して「雨が雨樋から一粒一粒落ちていた」というふうな表現から悲しみを連想させる、と言う風な事を書いていた。本当に悲しい事に遭ったり、身に起こった時に人はどんな反応をするか、壁を叩いて喚くか、海に向かってただ拳を握るか、酒を飲みながら涙の滴を見つめるか、いや、悲しみが深いほど、何も出来ないかも知れない。ただ立ち尽くすだけかもしれない。それほどの悲しみに出会わない方がいいけれども、、、、慟哭、哀哭と言うふうな目に会わなければいいが、、、と思うが、、、、

I stop、、、、

コメント

人気の投稿