中村哲 医師


 NHKBSアーカイブから。

「良心を束ねて河となす」 中村哲

 2019年12月に不慮の死、いわば暗殺された彼は73歳だった、佐世保エンプラ闘争にも参加している。私とほぼ同世代だ。彼の死をニュースで知るまで、殆ど彼の事は知らなかった。2001年の同時多発テロの時、彼はアフガニスタンに水路を建設中だった。当時10歳の息子が脳腫瘍で余命二年、しかし、かれはまたアフガニスタンに行く。医師として行き、農業水路を造って、そして殺された。彼が国会で「自衛隊をアフガニスタンに派遣するべきでない」と証言したことも初めて知った。

衝撃、衝動から決意までの道は遠い、決意から実行はまた遠い、この人はその距離が短かったのだろう。

私はそのテレビを見ながら「ボンゴレ」で白ワインを飲んでいる。この落差、この哀れ、だから私はまだ生きているのか!

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