「サラの鍵」(2010仏)


 1942年7月16日、フランス、ビシー政権(ビシーはフランス南部の都市、ナチスの傀儡政権)は7万人にあまりのユダヤ人を収容所に送った。まさかフランスがと思うが、、、
サラは弟のミシェルを納戸に隠して鍵を掛けた、連行から逃れさせようとして。なんとか収容所から逃げ出したサラはアパートの納戸にたどり着くがそこで見たものは、、、、その納戸の「鍵」から一生逃れられない。
 私達はヨーロッパの歴史を知らない、知っているのは教科書程度である。我が国が島国であることは幸いしたとしか思えない。もし日本が大陸と地続きならと思いながら観た。
主演の雑誌記者ジュリアを演じたクリスティン・スコット・トーマスが好きな女優だから見始めたが、最後まで目が離せなかった。
彼女「イングリッシュ・ペーシェント」ではほんとにセクシーだった。彼女は当時36歳。この映画では50歳。彼女は今62歳。

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