私達老人は

 私達老人はまずもってなかなか会話の機会が多く無い、はずです。現役でも、特殊な職業でないと話す機会は多く無いはずです。高校の同級生でも自由業が多く居ますが彼らとて部下や取り巻きと毎日多く話したり、ぼやき話しとか無難な話しが出来るはずはありません、たぶん。まして小難しい爺さん達ですからなおさらのはずです。80近い色ボケ爺さんとか、自分勝手じいさんとか、孤高気取りの見栄張りジジイを若い人が愛してくれるはずもありません。かくいうわたしもほぼ同類項です、だからこんな無駄話しを飽きもせず書いているのですよ。私小説的与太話も然りです。知人友人モデルの小説もどき、も然り、つまり嘆きの袋なんですね。まあこの歳にしたら友人が多いほうだと思いますが、昨今はそれも鬱陶しくなってきたから、気のおけない友人との時間以外は邪魔くさくなってきましたね。このような小文はまあ気休めなんですよ。御理解を賜りたいですね。
 自分勝手ではなくて、節度をもって人に接する、ただし、面白くも無い話、聞きたくも無い話しに付き合わない、てところですかな?

「連帯を求めて孤立を恐れず」なんて素敵な言葉なんでしょうね!
若き日の熱い血潮は冷めきれず、冷めた頭だけが草原を彷徨う、てところですかな。やはりちょいと気障ですな。

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