過日、山陰の

 過日の話。山陰の温泉旅館に投宿した折の夕食時、後ろ隣りの卓の二人連れが気になった。コロナ対策で仕切りもあり、間隔も広く取ってあるが、ところどころ聴こえてきた話振りは

どうも夫婦ではない、なあ、と。　男は50がらみで女性はまあ見合うような年齢だったからてっきり夫婦だと、ところが女性の話しの仕方がどこか甘えたようなところがあり、さあどうでしょう？　お好み焼き屋の女将とその客、てな想像をした。ラウンジのママ、てなタイプじゃないなあ、男は中小企業の社長か、そこそこの企業の部長かな？　　しかし、わたしも想像が貧困ですな、いわば、プロトタイプの想像しか出来ないね！

 いけねえ、いけねえ、すぐそんな想像をしてしまうのは下衆の勘繰り？ですかね！　　いやあれはどうみてもなあ！とそのせいか冷酒飲み過ぎて「酔っ払っちゃった」。ところでお前は誰と？　　勿論、◯◯とですよ。　　飯は？そりゃ豪華でしたな、あれだけ惣菜があれば酒は飲むよね！