二年前、山梨で


 二年前の9月、一人の少女が突然キャンプ場から居なくなった。もし事故なら本人しか、誘拐なら犯人しか事実は分からない。3つ上のお姉ちゃんは自らの世界を閉し、母親は自責と悲しみでこの二年間を過ごす、理不尽にも悪意のSNSが家族を苛む。(NHKBSドキュメンタリーより)
 私達はもうすでに忘れ掛けているが、この番組で思い出す。殺人、誘拐、詐欺などのニュースはその当事者はその事実から解放されないが、我々は忘れさることができるし、その事を責められる訳ではない。不条理の魔手は突然、縁なき衆生を作り上げる。
事実は何処かにあるのに、その事実を知りたい人には知らせない。
 母親とその姉に安寧の日が来ることを祈りたい。悲しみの報せではなく喜びの報せが届くことを願いたい。

コメント

人気の投稿