映画「グッドライアー」...


 「偽りのゲーム」
 2019.アメリカ、監督ビル・コンドン。二回目だったがやはり面白い。映画には2種類ある、何回も観たい映画と、一度でこりごりの映画。これは前者である。ロイ・コートニー(イアン・マッケラン)は詐欺師である。大金持ちのエステル(ヘレン・ミレン)とネットで仲良くなり逢瀬を重ねる、二人とも連れ合いを亡くしている。やがて例によってロイは投資話しを持ちかけて彼女の財産270マンポンド(4億少し)をせしめようとする。最後のどんでん返しは覚えていたが、ナチスが絡み、レイプがからむことは忘れていた。詐欺師が大きな嘘や小さな作り話しをする中で、脚が悪いと嘘をつきエステルの家に入り込むが、彼女の目から離れた途端走り出すシーンを見て、ある本物の「詐欺師」を思い出した、彼はいつも松葉杖をついていた、ある日ある人が彼を偶然遠くから見たらしい、突然の雨で彼が杖を持って走り出した、と、その話を思い出した。

 映画のロイも最後は一文無しになるが、松葉杖の彼はある日頓死した、悪人なおもて往生遂ぐ、なりしか。

(この映画については1月にも書いていた。内容もあまり変わらない、本物の「詐欺師」のこともやはり書いている)

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